浜松鍍金工業協同組合の公式ホームページ。自動車・バイク・楽器など浜松市における主な産業分野でめっきを中心とした表面処理加工を事業活動としている企業の組合です。


めっき工業の魅力を紹介。めっき技術は、私たちの生活に必要不可欠な存在です。
その必要性やめっきについて魅力を紹介します。 リンク集 サイトマップ 浜松鍍金工業協同組ロゴ

安全確保は最優先

イメージ安全は環境とともに、企業の根幹にかかわる重要な事項です。災害の大半は「人」の機械設備への不用意な接近や不意の起動に対する回避遅れなどが原因しています。
そこで機械設備の本質安全化(作業者が不安全行動を取っても作業者の安全衛生が確保できる機械設備の提供)の取組が強化されています。

「安全」と「健康」

仕事でケガをしたり、健康を害するようなことがあってはいけません。「安全」で「健康」であることは、働く者にとって1番大切なことで、すべての人の願いでもあります。
そのためには、まず自分自身で常に「安全」に気を配り、また自分の「健康」は自分で守る、自分でつくることを心がける必要があります。
からだの調子が悪い時はすぐ上司に申し出るようにし、また、職場で健康診断が行われる時は進んで受診するようにしましょう。

 

さわやか出勤

十分に余裕をもって、さわやかな気分で出勤しましょう。「交通戦争」という言葉があるように、通勤時に災害に遭うケースが少なくありません。急いだり、慌てたりすることは事故のもとです。交通事故などに遭わないよう注意しましょう。
心と時間にゆとりのある通勤を心掛けましょう。

交通ルール、マナーを守る

(1)通行は、「人は右、車は左」の鉄則を守る。
(2)曲がりかどでの一旦停止、左右の確認を怠らない。
(3)バイク等の運転時には、必ずヘルメットを着用する。
(4)車の運転時には、必ずシートベルトを着用する。
(5)体調がすぐれない時は、車の運転をしない。

 

朝のあいさつ

職場の人達と顔を合わせたら、まず自分の方から「おはようございます。」と声をかけましょう。気持ちよく「おはよう」と元気な声をかければ、相手からも「おはよう」という挨拶が返ってきます。できれば「ニッコリ」と。これでお互いの気持ちが通じあい、職場が明るくなります。
「お辞儀と挨拶は、人生のパスポート」と言った人もいます。
丁寧に頭を下げれば、相手も丁重になり、無愛想にすれば、向こうも無愛想になります。挨拶のポイントは、こちらから先手で明るくすることです。

 

仕事に身仕度しっかりと

作業には、その作業に適した作業服装があります。また決められたユニホームを着用することは職場のマナーでもあります。仕事の前の身仕度は決められた通りしっかりしましょう。
鏡で、あるいはお互いにチェックし合うようにしましょう。
ユニホームはいつも清潔にし、ホコロビ等がないようにしておきましょう。

1.履物

・決められたものを使用すること。
・ゴム長靴と決められた作業もある
・ハイヒールは転倒等の危険がある。
・下駄・サンダルは使用禁止。

2.帽子等

・決められたものを使用すること。
・頭髪やネクタイ、タオル等は機械等に巻き込まれる危険がある。

3.手袋等

・許可された場合しか使用してはならない。
・手袋は、機械に噛まれたり、回転部に巻き込まれたりする危険がある。

 

油断大敵、場内通行

歩行する時は、前方の安全を確認するとともに、路面につまずいたり、滑ったりする危険がないかを良く確かめ、注意しましょう。
立入禁止のところを近道したり、通り抜けして思わぬ事故を起こすことがあります。決まりを守って、安全通行を心がけましょう。

(1)決められた通路を通る。
(2)走ったり、ポケットに手を入れたりしない。
(3)出入口や曲がりかどでは、歩をゆるめ、対向する人や車に注意する。
(4)通路を横切るときは、一旦止まり、左右の安全を確認する。
(5)荷物を持った人や、運搬車には道をゆずる。
(6)通路上で作業をしているときは、危険区域内には入らない。
(7)階段の昇降は足元に注意し、必ず手すりを使う。特に降りる時に階段を踏み外さないよう注意する。
(8)足元がかくれるような大きな物を持って、階段を昇降したりしてはならない。

 

朝礼、ミーティング

職場では毎日、朝礼や職場ミーティング等が行われているところがあります。またウォーミングアップのために体操をやっているところもあります。こうした機会には、是非積極的に参加するようにしましょう。
朝礼等で指示伝達された作業に必要な事項や、安全衛生に関する事項は聞き落とさないように十分注意しましょう。

 

知ろう、守ろう、職場のルール

作業には「安全」のために守らなければならない「ルール」がたくさん決められています。一定の資格がないと就業できない業務もあります。「やってはいけないこと」と「やらなければならないこと」が決めてあったり、作業の方法と手順がきちんと決めてある場合があります。
こうした「安全」の「ルール」をよく勉強し、実行するようにしましょう。よくわからない場合は、上司や先輩に聞くようにしましょう。

 

整理整頓、第一に

「安全」の基本は整理整頓からです。整理とは、いるものといらないものを分け、いらないものは処分することです。
整頓とは、いるものを定められた場所に、使いやすく、取り出しやすいように正しく置くことです。
作業中は散らかさないように工夫し、1人1人が整理整頓を実行しましょう。そして作業が終ったら、すぐ後片付けをしっかりやりましょう。

整理整頓の基本的なこと

(1)通路には物を置かない。
(2)出入口、階段の昇降口等に物を置かない。
(3)物は通路に対して直角、平行に置く。
(4)運搬台車、踏み台等は決められた場所に置く。
(5)重いものを下、軽いものを上に積む。
(6)大きいものを下、小さいものを上に積む。

 

「ヒヤリ」「ハット」を有効に

作業で「ハッ」としたり、「ヒヤッ」とした、「もう少しでケガをするところだった」といったことがあったら必ず上司に報告して下さい。
また職場のミーティング等の際に、職場の皆さんにも、ぜひ話してあげて下さい。
ヒヤリ・ハットは、災害を未然に防止する上での貴重な情報であり、それを活用することは、職場の「安全」に大変役に立つことになります。
皆さんで協力して、作業に伴う「危険」を発掘し、「危険」をひとつでも少なくするように努力しましょう。

 

職場体操

職場では、作業の合間の時間に、手足を思いきり伸ばしたりするストレッチング体操が行われたりしています。
このような業間体操は、疲労の回復にも効果的であり、あなたの健康にも大きなプラスになります。
また作業の内容によっては、腰痛防止を狙いとした効果的な体操も行われています。職場体操で気分一新、フレッシュな心とからだで作業に取り組みましょう。

 

励行しよう、安全点検

作業を始める前に、まず、自分でできる範囲の安全点検を行いましょう。

・あなたの足元周辺の安全は大丈夫ですか?
・整理整頓はできていますか?
・滑ったり、転んだりする危険はありませんか?
・作業のためのスペースは十分確保されていますか?
・使用する道具や用具は、こわれたりしていませんか?
・取扱う機材や機械に、特別な異常は見当りませんか?
・安全力バー等はついていますか?

もし何か異常があったら、すぐ上司に申し出て措置をして貰って下さい。

 

安全標識に注意する

職場には「立入禁止」とか「さわるな」「はずすな」、その他いろいろな安全のための標識や注意書きが掲示されているところがあります。こうした安全標識や掲示がある場合は、必ず守るようにして下さい。
作業中に他の人が誤ってスイッチを入れてしまったため、大変な災害が起きたことがあります。十分注意して下さい。

 

共同作業は声をかけ合って

共同作業を行う場合は、とくに統制のとれた作業行動が要求されます。作業の分担をハッキリして、合図を決め、特定の合図者の合図に従って全員が行動しなければなりません。必ず合図者の合図に従って作業をするようにしましょう。作業にかかる前のミーティング(打ち合わせ)をしっかりやりましょう。

 

手を出す前の「一呼吸」

動いている機械に不用意にさわったり、触れたりすると手指等を切ったり、はさまれたりします。ローラー等、回転している部分は特に危険です。もし必要がある場合は、必ず機械の電源スイッチを切り、機械を停止させて行って下さい。
スイッチを切っても、機械によっては、しばらく惰性で動いたり、回転したりしている部分がありますので、手を出す前にもう一度、完全に停止しているかどうかを確認するようにして下さい。
手を出す前の「一呼吸」です。
足踏み操作式の機械では、足踏みペダルを踏み間違って手をはさむ災害が多く発生しています。ペダルに足を乗せたままでは危険です。ペダルカバーを活用するなどして、必ず、1回1回確実にペダルから足を離すようにしましょう。

 

安全ミーティング

職場では定例的に、安全ミーティング(ツールボックスミーティングと言うこともあります)が開催されます。ミーティングには積極的に参加して下さい。また、自分の意見を発言するようにして下さい。
作業で、もっと安全でやりやすい方法に気がついたりしたら、どんどん提案するように心がけて下さい。

 

モノの取扱い・運搬、無理は禁物

人力による運搬の目安は、形や大きさにもよりますが、おおむね男性25kg、女性20kg以下ぐらいとされています。持ってみて無理と思ったらやめましょう。物を持ち上げる時は、十分に腰を落とし、背筋を伸ばした姿勢で持ち上げる等、作業姿勢に注意し腰痛等を起こさないようにしましょう。
重いものは運搬台車等を利用するようにしましょう

 

運搬台車の使用

運搬台車を使用するときは、ぶつけたりしないように前方に十分注意しましょう。使用する場合は、次のことを守って下さい。

(1)物の種類によって定められた台車(できれば専用台車)を使用する。
(2)前が見えなくなるほど高く積まない。
(3)決められた通路を通る。
(4)不安定なもの、途中で落ちそうなものの場合は、転倒したり、落ちたりしないようにロープ掛け等をする。
(5)曲がりかどでは、人にぶつけたりしないよう特に注意する。
(6)重い時や、勾配のあるところでは無理をせず、他の人の手を借りる

 

踏み台、脚立等の使用

作業の必要上、踏み台や脚立を使用するときは、次のことに注意して下さい。

踏み台

(1)安定した丈夫な構造のものを使用する。(椅子を代用することは危険)
(2)背伸びなど無理な作業姿勢を取らなくてすむ、適当な高さのものを使う。
(3)こまめに移動させて、台の端の方に乗らないようにする。
(4)運搬台車、踏み台等は決められた場所に置く。
(5)重いものを下、軽いものを上に積む。
(6)大きいものを下、小さいものを上に積む。


脚立

(1)破損したり、変形したりしていない丈夫なものを使用する。
(2)足のひらき止め金具を必ず使う。
(3)脚立から身を乗り出さない。
(4)脚立の上に立たない。
(5)通路では使用しない。やむを得ない場合は、人がぶつかったりしないような対策をする。

 

はしごの使用

移動用のはしごは、必要な場合以外はなるべく使わないようにしましょう。使用する場合は、転倒防止や滑り止めを確実に行い、固定して使うようにしましょう。はしごは、上支点から60m以上、上に出すことが決められています。
なるべく1人作業はやめて、他の1人がはしごの下方にいて、必要により脚部を押さえたり、また通行する人やフォークリフト等がぶつかって倒れたりすることがないように注意させて下さい。
なお、はしごから身を乗り出しての作業は危険ですから絶対に行ってはなりません。

 

カッターナイフ等の刃物の使用

カッターナイフ等刃物を使用する作業では、刃物に触れて切傷する災害が発生しています。そのほとんどは、馴れによる油断が原因で、その危険を意識して注意すれば防止することができます。
回転刃を使用する場合は、刃の安全力バーや安全装置等を必ず使用するようにしましょう。
バンドソーを使用する場合は、切断に必要な刃の部分を除いて、必ず、安全力バーを使用するようにしましょう。

 

100ボルトでも電気は危険

電気は目に見えないだけに危険です。条件が悪いと100ボルトの低圧でも感電死することがあります。濡れた手では、絶対にスイッチやコード等を取り扱わないようにしましょう。
電気を使用する機械では、たまに漏電等の事故が発生することもありますが、とにかく電気関係のトラブルには一切手を出さず、上司に報告して処置して貰うよう注意して下さい。

 

酸欠事故を防ぐ

タンク内部の清掃などでの酸素欠乏による事故・中毒事故は、複数の労働者が被災し、死亡災害につながるケースもあります。酸素濃度の測定をして有効な換気を行い、必要に応じ、空気呼吸器を着用しましょう。
酸素欠乏症となって倒れた仲間を救出しようとして、そのまま酸素欠乏状態の場所に立ち入って二次災害にあう例も多く見られることから、このような救出時の二次災害には十分注意しましょう。
(救出用の空気呼吸器等を常備し、その使用方法を含めた緊急時の対応等について、十分な訓練をしておきましょう。)

 

トラブル処理は慎重に

作業中、機械の動きは正常なのに、作業のやり方によっては加工中の品物がひっかかったり、詰まったりすることがあります。
また機械の動きが悪くて不良品が発生することがあります。このような場合には不用意に手を出さず、慎重に対処しましょう。状況によっては、すぐ上司に連絡して直して貰うようにしましょう

(1)機械の電源スイッチを切り、機械を停止させる。
(2)機械が停止したことを確認して、決められた方法(手工具、安全装置の使用等を含む)で処置をする。
(3)離れた場所に電源スイッチがある場合は、スイッチを動かないようにロックして、「作業中、スイッチ入れるな」等の表示を行う。
(4)安全カバーや安全囲い、その他の安全装置を取外す必要がある場合は、必ず事前に上司の許可を受けてから行うこと。

 

異常時は沈着冷静に

火災や地震等が発生した場合は、慌てず、日頃の訓練を生かして沈着冷静に行動して下さい。避難のための非常通路や非常口は良く覚えておき、常に整理整頓をしておきましょう。 また、消火器等の置いてある場所、使い方も知っておきましょう。

 

作業終了時の報告、連絡

職場では、「報、連、相」(ほうれんそう)が大切だとされています。即ち「報告、連絡、相談」です。
作業が終ったら、決められた報告はキチンと行いましょう。安全上必要な申し送り事項があれば、忘れないようにして下さい。キチンとした後始末は、明日の安全につながっていきます。