探す手間を省く整理・整頓(5Sの推進)
整理・整頓が不備であると、その都度必要になった金型や治工具や材料を探し回るというムダになります。この間、肝心の生産活動が留守になってしまい、生産効率を落としてしまいます。モノを探す行為は、何の付加価値も生まないだけでなく、生産の阻害要件になります。おまけに、目的のモノが見つからず、再手配をかけるようなことがあると、ムダの積み重ねになります。 ◎整理・整頓は5Sの基本 現場での整理・整頓の実践
1.整理
(1)いるものといらないものを分け、いらないものはすぐ処分する。 2.整頓
(1)いるものを区分けして、使いやすい便利な場所に、安全な状態で、きちんと収納する。
5S点検チェックリストの作成と運用
5Sの一貫した点検ができるように、また5S活動の中で活動の漏れやバラツキがないように、5S点検チェックリストを作成しチェックを行います。 1.5S評価基準の作成
具体的な表現のチェックリストでも、評価のバラツキ(個人差)はつきものです。これをできるだけ少なくするために「5S評価基準」を作成すると良いでしょう。 2.5S点検チェックリストの運用
チェックリストを用いて、自主点検、職場間の相互点検、5S委員点検のような職場の点検(5Sパトロール)を行います。
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