総合トップ > めっき工業の魅力 > 当組合で扱う主なめっきの加工工程
めっき加工は様々な工程がありますが、加工対象の形状や材質やその用途によって、加工が違ってきます。ここでは当組合が扱う代表的な銅ニッケルクロムめっきの加工の流れを簡単に紹介します。
基本的にめっきの処理工程は洗うことからスタートします。めっき素材を脱脂液に浸漬し、素材の金属表面に付着している油脂分や汚れなどを完全に除去し十分に水洗します。
一般的に硫酸や塩酸を使用して、スケールと呼ばれる黒サビや赤サビなどを完全に除去し十分に水洗します。
素材の金属表面の凹凸部分を平滑化する為に、伸びが良く薄膜を形成できる銅めっきを施し十分に水洗します。
製品に光沢性を持たせる為に、銅めっきにつづき平滑性に優れ、下地の保護能力もあるニッケルめっきを施し十分に水洗します。
製品が主に大気中にさらされる事が多い為、金属光沢の美しい外観を長期間維持でき、硬質性、耐摩耗性、耐食性に優れるクロムめっきを施し十分に水洗します。
水洗した製品を十分に乾燥した後、キズや打痕、シミなど製品に不備がないか、十分に検査します。
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